塗装できない屋根とは??塗装出来ない屋根の種類とは??・・・・
こんにちは。
彦根市地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店カベドンです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
今回は「屋根塗装 出来ないノンアスベスト屋根種類」についてお話しします。屋根塗装を検討する際、どの屋根材に塗装が可能で、どれが塗装できないのかを知っておくことは非常に大切です。特に、ノンアスベスト屋根材に関しては、塗装が難しい場合もあります。この記事では、どの屋根種類が塗装不可能なのか、またその理由や対策方法について詳しく解説します。
では、早速内容に入っていきましょう!
目次
- ノンアスベスト屋根とは?
- 屋根塗装が出来ないノンアスベスト屋根種類
- 塗装できない屋根材の理由とその影響
- 屋根塗装できる屋根材とその特徴
- 屋根塗装を行う際の注意点
1. ノンアスベスト屋根とは?
まず、「ノンアスベスト」という言葉について簡単に説明します。アスベスト(石綿)は、かつて建材や屋根材に広く使用されていた素材ですが、健康への悪影響が認められたため、現在では使用が禁止されています。ノンアスベスト屋根とは、アスベストを使用していない屋根材のことを指します。アスベストを含まない屋根材は、近年普及が進んでおり、従来のアスベスト屋根からの改修が進められています。
ノンアスベスト屋根材の代表例には、スレート屋根や金属屋根、陶器やセメント系の屋根などがあります。これらは健康被害を避けるために使用されることが多く、アスベストが含まれていないため、安全性が高いとされています。
2. 屋根塗装が出来ないノンアスベスト屋根種類
代表的な塗装できない屋根材
- パミール: ニチハが製造していたスレート屋根材で、層状剥離が起きやすいことで知られています。
- コロニアルNEO: クボタ(現ケイミュー)が製造していたスレート屋根材で、パミールと同様に層状剥離が起こる可能性があります。
- ザルフグラッサ: クボタ(現ケイミュー)が製造していたスレート屋根材で、ひび割れが多発しやすく、層状剥離が起こることもあります。
- レサス: 松下電工(現ケイミュー)が製造していたスレート屋根材で、コロニアルNEOと似た形状をしていますが、こちらも塗装ができません。
3. 塗装できない屋根材の理由とその影響
屋根塗装ができない理由には、いくつかの要因が関係しています。これらの要因を理解することは、塗装作業の成功率を高めるために非常に重要です。
塗装できない屋根材は、主に以下の理由から塗装を避けるべきとされています。
3-1.塗装できない理由
- 素材の劣化: 製造過程や長年の風雨によって、屋根材自体が劣化し、塗装しても剥がれてしまったり、かえって劣化を早めてしまう可能性があります。
- 強度不足: 一部の屋根材は、強度が不足しているため、塗装の際の負荷に耐えられず、ひび割れや破損の原因となることがあります。
- 素材との相性が悪い: 塗装の種類によっては、屋根材の素材と相性が悪く、変色や変形を引き起こす可能性があります。
3-2塗装による影響
- 塗料の剥がれ: 塗装が剥がれてしまうと、美観を損なうだけでなく、雨漏りの原因となる可能性があります。
- 屋根材の劣化加速: 強度が不足している屋根材に塗装を行うと、かえって劣化を加速させてしまうことがあります。
- コストの無駄: 塗装してもすぐに剥がれてしまう場合は、費用対効果が低く、無駄なコストがかかってしまいます。
3-3塗装できない屋根材の特徴
- 層状剥離: 屋根材の表面が層状に剥がれてくる現象
- ひび割れ: 屋根材に多数のひび割れが生じる
- 耐久性の低下: 長年の風雨にさらされ、素材自体が劣化している
3-4塗装できない屋根への対応方法
塗装できない屋根材と診断された場合、諦める必要はありません。様々な対応策があります。
1. 屋根の葺き替え
最も確実な方法ですが、高額な費用がかかります。しかし、耐久性や断熱性、遮音性など、住宅全体の性能を向上させることができます。
2. カバー工法
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法です。葺き替えに比べて費用を抑えられることが多く、短期間で施工できるというメリットがあります。
4塗装できる屋根材について
塗装できる屋根材は、素材や状態によって適した塗料や塗装方法が異なります。一般的に塗装できる屋根材として、以下のようなものが挙げられます。
4-1.塗装できる屋根材の例
- 金属屋根: トタンやガルバリウム鋼板など、金属製の屋根材です。錆止め塗装や防錆塗装が重要です。
- セメント瓦: モニエル瓦など、セメントを主成分とする瓦です。スレート屋根と同様に、吸水性が高いため、定期的な塗装が必要です。
- カラーベスト: セメント瓦の一種で、表面にカラーコーティングが施されています。経年劣化によりコーティングが剥がれてきた場合に、再塗装が必要となります。
4-2.塗装するメリット
- 美観の回復: 色あせや汚れを解消し、建物の外観を美しく保つことができます。
- 防水性の向上: 屋根材の防水性を高め、雨漏りを防ぎます。
- 耐久性の向上: 塗料の保護膜により、屋根材の寿命を延ばすことができます。
- 遮熱効果: 遮熱塗料を使用することで、夏場の室温上昇を抑えることができます。
4-3.塗装する際の注意点
- 屋根の状態の確認: 塗装前に、屋根の劣化状況をしっかりと確認することが重要です。ひび割れやコケなどがひどい場合は、下地処理が必要になる場合があります。
- 適切な塗料の選択: 屋根材の種類や状態に合わせて、適切な塗料を選ぶ必要があります。
- 専門業者への依頼: 屋根塗装は高所での作業となるため、安全面からも専門業者に依頼することをおすすめします。
5. 屋根塗装を行う際の注意点
屋根塗装を行う際には、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。屋根の状態や素材によって、塗装方法や塗料の選定が変わりますので、事前にしっかりと調査を行いましょう。
5-1. 事前調査
屋根塗装を行う前に、専門家による事前調査を受けることをお勧めします。屋根材の状態や劣化具合を把握し、最適な塗装方法を選ぶことが重要です。
5-2. 塗料選び
屋根材によって最適な塗料は異なります。例えば、金属屋根には耐久性が高い塗料を選ぶ必要がありますし、スレート屋根には吸水性を考慮した塗料が適しています。塗料選びは、塗装の寿命に大きく影響しますので慎重に行いましょう。
まとめ
外壁・屋根塗装のタイミングは、住宅の美観や耐久性に関わる重要なポイントです。見た目や築年数、季節などの要素を考慮し、最適な時期を選びましょう。定期的なメンテナンスを通じて、大切な住まいを長く守ることができます。外壁の劣化が進む前に、最適なタイミングで塗装を行い、家を保護し続けましょう。
外壁塗装専門店カベドンは、外壁・屋根塗装はもちろんその他の工事にも対応可能です!
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